ダクトや配管の保温工事の様子を写真で紹介しておりますが、いかがでしょうか？

ここからは、保温工事の重要性や使用される保温材の種類について触れてまいります。

ダクト・配管の保温工事の重要性
マンションやビルなどで冷暖房を使用する際、その冷気や暖気はダクトを通って各部屋に運ばれます。

しかし、保温効果のないダクトを使用していると、部屋に空気が到着する前に、冷気が暖まったり、暖気が冷める可能性があり、冷暖房の効率が悪くなります。

冷暖房効率が悪くなれば光熱費の負担が増すなどの問題が生じるため、ダクト配管における保温工事が重要となってくるのです。

保温工事に欠かせない保温材の種類
ダクト内の温度を保つために保温（断熱）材が大きな役割を担います。
種類はいくつかありますが、代表的なものを２つご紹介いたします。

≪グラスウール≫
繊維状のガラスで構成された素材で、高い断熱性能を低コストで実現できます。
不燃性で経年劣化が少ない、発がん性リスクが低いなどのメリットがございます。

≪ロックウール≫
こちらは天然鉱石を原材料としている保温材です。
不燃・防火性が高く、耐水性などにも優れているのが特徴ですが、グラスウールよりもコストがかかるのが難点です。
しかし、ダクトを設置する場所によっては、ロックウールの方が高い効果を発揮するケースもございます。

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