遮音工事は遮音シートだけじゃダメ?グラスウールの吸音性とは
こんにちは!
愛知県あま市を拠点とし、名古屋市を中心に愛知県・三重県・岐阜県で、ダクト保温工事・配管保温工事などを手掛ける有限会社水野工業です。
弊社は保温工事に伴う板金(ラッキング)工事・遮音工事・断熱工事も一貫して行っています。
遮音工事では、主にグラスウールと遮音シートを使用します。
「遮音」するだけなら遮音シートだけで良いのでは?と疑問に思う方もいるでしょう。
今回はグラスウールと遮音シートを使用するワケにお答えいたします!
遮音工事の方法とは
配管を通る空気や水などの音が室内に響いてしまうと、耳障りですよね。
室内環境を快適に守るために、遮音工事は必要不可欠です。
遮音工事では、主に吸音性のあるグラスウールと呼ばれる素材を配管まわりに巻きます。
その上から遮音シートをかぶせて完了です。
内側に巻いたグラスウールで吸音して音の反響を防ぎ、外側の遮音シートで配管外への音漏れを軽減しているのです。
この2段構えの工法は、グラスウールと遮音シート、お互いの利点を生かした防音対策を実現しています。
どうしてグラスウールも使うの?
グラスウールの上に遮音シートをかぶせる2段構えの工法をとっていますが、遮音シートだけではいけないのでしょうか。
遮音シートのみで施工が終わってしまうと、配管内の音量を防ぎきれません。
遮音シートとは、その名の通り「音を遮る」シートのことで、遮った音は反射して配管内に残った状態になります。
配管内の音が外部へ漏れるのを防いでくれる効果は期待できますが、遮るだけでは音は小さくならないのです。
配管内に反射した音が大きく響いてしまう恐れもあります。
せっかくの対策が逆効果になってしまいますよね。
グラスウールはどうやって音を吸収するの?
遮音シートの効果を引き出してくれるアイテムがグラスウールです。
遮音工事において、グラスウールは「吸音」の役割を果たしてくれます。
グラスウールは高温で溶かしたガラスを細い繊維にして綿状に加工したものです。
中音域から高音域まで幅広い音域の吸音が期待できます。
グラスウール内に空いている細孔に、音エネルギーによる空気振動が伝わると周りの空気との間に摩擦が生じるため、熱エネルギーに変換されます。
つまり、音を熱へと変換することで、吸音効果を発揮しているのです。
各種保温工事は有限会社水野工業へ
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