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断熱工事を怠るデメリットとは?杜撰な工事は建物を危険にさらす?

こんにちは!
愛知県あま市を拠点に、断熱工事や保温工事を手掛けております、有限会社水野工業です。
弊社は、名古屋市を中心に、愛知県・岐阜県・三重県の東海三県で配管に関する、各種工事を受注しています。
「断熱工事」と聞くと暑さ、寒さが建物内に伝わってこないようにするためだけのもと思われがちです。
しかし断熱材の効果は他にもいくつかあり、断熱工事を行う業者が仕事を怠ると予想外の被害にあうことがあります。
本記事では、不適切な断熱工事により起こり得るデメリットを2点解説していきます。

建物の寿命を短くする恐れがある

悩み顔の男性
配管の役割は、暖かい気体や冷たい液体などの流体を、温度を保った状態で建物全体に送ったり、排出したりすることです。
ダクト保温、配管保温といった断熱工事は、配管内の物質の温度を保つためや外気温を配管内に伝えないためなどに行います。
外気温がそのまま配管の中に伝わると、配管内との温度差から結露が生じます。
結露水をそのまま放っておくことでカビの発生や腐食の原因となるでしょう。
配管自体が痛んで使用できなくなるのはもちろんのこと、配管外にカビや腐食がみられることで建物全体の寿命が短くなる恐れがあります。

火事発生の際に延焼してしまう

建物内で火災が発生した際、恐ろしいのは建物内に張り巡らされた管に引火し、炎が広がっていくことです。
部屋と部屋の間は防火壁と呼ばれる、炎の広がりを防ぐ役割を果たす壁が設置されていることがほとんどです。
しかし建物内には多くの配管が通っており、そのダクトなどから火災が拡大してしまっては、防火壁の意味もなくなってしまいます。
そこで必要になるのが断熱工事です。
防火壁に穴を開け、通された配管には耐火性を持つ素材で断熱工事を行います。
このひと手間をしっかりと行わないと、配管に引火し大規模な火災になる可能性があります。

丁寧な仕事が建物を守ります

お問い合わせ
断熱工事は本来配管を守るために行われますが、作業を怠ることで配管どころか建物全体を危険にさらしてしまう恐れがあります。
配管内の温度を保つためだけと思われていた断熱工事は、さまざまな危険から建物を守っていたというわけです。
弊社では、断熱工事を確実かつ丁寧に行なっております。
大切な建物を守るため、断熱工事は弊社にお任せください。
施工のご相談は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
最後までご覧いただきありがとうございました。